最近ではあまり見かけなくなったターン制ローグライクゲームです。
プレイヤー自身が動くと敵のキャラクターが動くため、プレイヤーが行動を起こさない限りは考える時間があります。
この作品では、モンスター娘と呼ばれる見た目が女性のようなモンスターが出てくるため、好みが分かれるところかもしれません。
このモンスター娘たちと相対した際に好感度が高く、相手が仲間になるための条件をクリアすることができれば同じパーティーとして戦うことができます。
名前と見た目でセンシティブなゲームに誤解されがちですが、そういった描写は特にありません。
いろんな強い敵を仲間にしつつ、武器や防具を集め、ダンジョンを攻略していくことが目的となっています。
そんな可愛い絵柄のダンジョン攻略ローグライクゲームを紹介してきます。
目次
簡潔に作品説明
ターン制ローグライクゲーム
いろんなモンスター娘を仲間にでき、ともに旅に出られる
ハウジングも出来る
作品情報
作品タイトル | 魔物娘と不思議な冒険2~2人の王と紡がれし約束~ |
対応機種 | PC, switch |
プラットフォーム | steam, DLsite, nintendo store |
ジャンル | シミュレーション, ストラテジー |
発売元 | NEKOTOKAGE GAMES |
開発元 | NEKOTOKAGE GAMES |
発売日 | 2022年04月09日 (steamは2022年8月26日, switchは2023年2月2日) |
IARC (国際年齢評価連合) | 12歳以上 |
必要スペック
最低 | |
OS | Windows 10,11 |
プロセッサー | Core i5 2.7GHz (4 コア) |
メモリー | 4GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050 |
ストレンジ | 4GB |
推奨 | |
OS | Windows 10,11 |
プロセッサー | Core i5 2.7GHz (4 コア) |
メモリー | 8GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1660 |
ストレンジ | 4GB |
評価できるポイント
ダンジョン探索をじっくり楽しめる
このゲームは、ターン制システムのためプレイヤー自身が動かなければ敵がアクションを起こすことはありません。
そのため、ダンジョン内で長考する機会があったとしても、時間を掛けて考える時間があります。
ローグライクゲームでは、アイテムを持って帰れる数に制限があることがありますが、その点をじっくり考えてアイテムの取捨選択が可能なため、初めてこのジャンルをプレイされる方にもおススメ出来ます。
ダンジョンのマップはランダムで生成されるため、何度やり直しても新鮮な気持ちで挑むことが可能です。
自分好みの装備品にカスタマイズしていく楽しみ
村で買える武器は標準的な特徴のない武器ですが、ダンジョン内では様々な性能や属性の持った武器を拾うことができます。
拾った武器はそのまま使い続けても良いものですが、他の武器と融合させて属性を新たに追加したり、武器の攻撃力そのものを強化したりできます。
加える属性によっては攻撃範囲が伸びたり、特定の種族に対して攻撃力が増したり、装備品に対してのマイナス効果を付与してくる攻撃を無効化したりと様々な効果を付与することができます。
装備品はダンジョン攻略の半ばで倒れてしまっても失うことがないので、満足する出来の装備品を安心して身に着けてダンジョンに挑むことができます。
いろんな仲魔と旅に出られる
ダンジョンでは様々なモンスター娘と遭遇することになりますが、敵として遭遇したモンスター娘を仲魔にすることでパーティーとして付いてきてくれるようになります。
仲魔になる条件は様々で好物をあげたり、ただ相手の攻撃に耐えたりなど様々な条件を出してきます。
仲魔になったモンスター娘にも様々な特性があり、攻撃のアシストや回復、中には味方ごと攻撃するモンスター娘もいるので、仲魔にしたあともつれていくキャラは吟味が必要です。
好みの特性や見た目のキャラを育てつつ、良いパーティの仲魔として供にダンジョン攻略を楽しんでください。
ハウジングが可能
ダンジョン攻略にどん詰まったり、気分を変えたくなったりした時は拠点になっているプレイヤーの家や住んでいる村の模様替えに勤しむことができます。
家の中にもモンスター娘が住んでいるため、それに合わせた家具や部屋作りをしても楽しいことでしょう。
また屋外にもオブジェクトの設置が出来るため、村の美化を楽しむことも出来ます。
プレイヤーをサポートする商店や飯屋などの建設もできるので、村を自由にレイアウトしてみてください。
気になるポイント
持てるアイテムの数が少なめ
プレイヤーが持てるアイテムの数は20までですが、その中に装備品も含まれるため武器、盾、装飾品を除くと実質17のアイテムしか持てないことになります。
さらに空腹の対策におにぎりを持ち込んだり、回復の実などを持ち込むとますますダンジョン内でアイテムを拾っても持てない場面が増えてきます。
しかし、ダンジョン内には収納できるポーチや倉庫に送れるポーチをダンジョン内商店で買ったり、ダンジョン内で拾ったりできるため、運が良ければ出会うことができるでしょう。
ポーチは衝撃に弱いため慎重な扱いが必要ですが、上手く運用すればダンジョン内アイテムの収集が捗るでしょう。
ダンジョンの途中から攻略を開始すると実績解除できない
ダンジョンは中間地点で脱出できるポイントがありますが、これを活用して拾ったアイテムを持ち帰ることができます。
また中間地点まで一度行ったことがあれば村に戻ってもその地点からダンジョン攻略を再開することができます。
しかし、実績を解除するには1階層から最後の階層まで途中から攻略を再開することなく、攻略する必要があります。
ダンジョンは何度でも挑戦できるため強い仲間や装備品を携えて挑むとスムーズに実績解除することができます。
あとがき
ターン制ローグライクは見かけなくなりましたが、このゲームは昔、プレイしていた時の楽しさを思い出させてくれました。
タイトルと敵キャラのデザインで敬遠する人や過剰に期待してしまう人、様々なプレイヤーがいると思いますが、純粋に楽しめるゲームとなっています。
仲魔を増やしたり、仲魔を育てていったりすることや装備品がより良くなっていく過程がとても楽しく、凝ってしまう人はとことん楽しめるようになっています。
少しでも絵柄やゲームシステムに興味を持たれた方は楽しめると思いますので、是非、ウィッシュリストに入れておくことをおすすめします。