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誰も製作されていると思わなかった約17年ぶりの続編 Knights of Honor II: Sovereign

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最初のKnights of Honorが2005年に発売されてから約17年の年月が経ち、ようやく続編であるKnights of Honor II: Sovereignが発売されました。

一見すると複雑そうな中世ヨーロッパをテーマにしたストラテジーゲームに見えますが、実際にプレイしてみるとストラテジーゲームの中では、カジュアルなゲームとなってます。

そのため、このジャンルは好んで購入されるが、難しすぎて断念してきた方でもプレイできる内容になっております。

ゲームのシステムも前作と基本的に変わっていないため、前作をプレイされた方は懐かしさを感じる事でしょう。

そんなプレイする人を選ばないストラテジーゲームについて紹介していきます。

Knights of Honor II: Sovereignの序盤攻略 このゲームは、軍事ユニット以外の特性が国ごとにあるわけではないため、近隣諸国との関係を除いてゲーム開始時点では、同じ状態から始まります...

目次

  1. 簡潔に作品説明
  2. 作品情報
  3. 必要スペック
  4. 評価できるポイント
  5. 気になるポイント
  6. あとがき

簡潔に作品説明

カジュアルなストラテジーゲーム

外交、経済、軍事、三つのバランスが求められる

宗教の改宗、文化の浸透、反乱鎮圧など内政も重要

作品情報

作品タイトルKnights of Honor II: Sovereign
対応機種PC
プラットフォームsteam, Good Old Games, Epic Games
ジャンルシミュレーション、ストラテジー
発売元THQ Nordic
開発元Black Sea Games
発売日2022年12月7日
CEROレーティングDL販売のみのため、記載なし

必要スペック

最低
OSWindows 10, 11
プロセッサーAMD FX-8350
Core i5-2500K
メモリー8GB
グラフィックRadeon HD 7870
GeForce GTX 750 Ti
ストレンジ14GB
推奨
OSWindows 10, 11
プロセッサーAMD Ryzen 3 3100
Intel Core i5-6600k
メモリー16GB
グラフィックRadeon RX 580
GeForce GTX 1660
ストレンジ14GB

評価できるポイント

バランスが良い

軍事ユニットや宗教、スタート時の領土の数などの違いはありますが、国特有の特殊な建築物が存在せず、また建築しないとその地域にある産出物も使用できないため、どの国を使っても領土の拡大が可能です。

軍事ユニットについても多少のステータス差はありますが、元帥に兵站のスキルを取らせて、率いている軍全体の人数を増やしたり、元帥が所持しているスキルに自然の地形を利用するものや軍の兵科の構成によって、ひっくり返すことが可能です。

戦闘システムの選択が出来る

戦闘を自動でおまかせするか、自分で部隊を指揮して戦うか選択できます。

自動戦闘の場合は兵士の質や数、元帥のスキルなど様々な要因から勝敗が決められます。

自分で指揮するを選択した場合、遭遇した地形が反映されたマップにて、リアルタイムストラテジーゲームの形式で行われます。

複数の部隊に指示を出しながら戦況を見極めるのは大変ですが、司令官としての手腕を発揮するのも一興です。

シビヤで複雑な外交

周辺国の王様たちは感情的で攻めてくることもあり、時には冷静に疲弊した国に攻め入ることもあります。

周辺国の印象が悪いと侵攻計画を立てられ、周辺国が自国に連携して攻めてきたり、反対に攻め入った時に協力して周辺国が防衛する防衛協定を結成されたり、複数の国を相手に戦う事になります。

また自国に反乱軍がばっこし、領地が荒らされた状態や複数の戦線を抱えていると関係があまり悪くなくても狙い目だと判断され、自国が攻め入られることもあります。

関係改善したり、攻めてきそうな国がいたら防衛協定を結んだりして外交を上手く駆使する必要があります。

宮廷の騎士たちを育てる楽しみ

宮廷に務めている騎士は強力なスキルを獲得させることができ、元帥、聖職者、商人、外交官、密偵、それぞれの職業の者を雇うことができます。

元帥ならば軍隊の指揮、聖職者は文化の浸透や宗教の改宗、商人は交易や物品の輸出入、外交は周辺国の関係改善や協定、密偵は敵の騎士の買収、反乱の煽動、敵国の偵察などそれぞれの騎士に合わせた役割があります。

スキルの種類の数は多く、取得したスキルの特性に合わせてスキル所持者を有利にしてくれます。

緊張感のある内政

王の権威の段階によって国の支配力に影響し、腐敗、秩序、膨張など様々な内政に影響するシステムは前作を準じていますが、今作から身分制度が導入され、貴族、僧侶、軍人、商人、農民、それぞれの階級ごとの評価により、恩恵や不利益があります。

友好国からの要請や捕虜の処遇、戦争の疲弊度合いなど様々な要因によってそれぞれの階級に影響があります。

反乱や貿易摩擦、隣国とのトラブルなど様々なイベントが頻繁に発生しますが、その対処の際にも階級に影響を与えるため、適切な対処を求められます。

全ての階級と良い評価を貰い続けることは難しいかもしれませんが、関係悪化による不利益が存在するため、恩恵を受けられるように関係改善できる選択肢を採る必要があります。

気になるポイント

歴史シミュレーションではない

中世の時代、その時代にあった国、その時代の世界観でプレイできるため、一見歴史シミュレーションに見えますが、その国をロールプレイできるわけではないので、過去に起きた歴史や周辺国の関係性が再現されているわけではありません。

スタート時には、その年代の支配地域や周辺国の関係性から始まりますが、あくまでスタート時のみに限り、それ以降はイベントや目標があるわけではないため、歴史に沿っているわけではありません。

また各地の都市やそれぞれの国の技術に差があるわけでもないため、領土の数に差はありますが、大国と小国の違いはあまりありません。

ゲーム紹介文にも中世リアルタイムストラテジーゲームと書いてありますので、その点を理解したうえで購入する必要があります。

金策が大変

前作と異なり今作はとにかくお金がかかります。

軍隊の維持、騎士の給金、イベントの実行など様々なものの維持費や実行費用がかかるため、金策の重要度が増しました。

しかし、商人を使った他国との貿易は安定して稼げますが、領土に施設を立て、それが国家収入として頼りになるまで時間がかかります。

建設費用が高いわりにまとまった金額が入ってくるわけではないので、施設を立てても実感しにくく、結局手っ取り早く稼げる敵の騎士の身代金か敵の領土の略奪が金策の選択肢になりがちです。

あとがき

私個人としては好きな作品ですが、好みが分かれるゲームだと思います。

仕様上の制約や独特のシステムが受け入れられるかがカギとなるでしょう。

大手ではないため、元の価格もそこまで高くありませんが、セールの際はさらに安くなるので、ウィッシュリストに入れて安くなった時に買うのも一つの手でしょう。

また、マルチプレイもできるので、ストラテジー好きなプレイヤー同士で遊ぶ作品として購入する選択肢もあります。

プレイ時間を重ね、システムの理解度が進むごとに好きになっていくゲームなので、プレイする時間があるなら、試しに購入してみてはいかがでしょうか。

ゲーム紹介

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