このゲームは動物が擬人化したような住民が住んでいる村、Hokkoで木材や鉱石の素材を集めたり、虫や魚を集めてコレクションを増やしたり、家や設備を建設して住人を増やしたりするゲームです。
一見するとどこかで聞いたこと、見たことあるゲームだなと思うゲームですが、方向性は似たようなところがあります。
しかし、このゲームでは住人たちの家具の配置を変えたり、家具を修理して上げたり、既存のデザインに工夫を加えてクラフトすることが出来ます。
また、移動手段が短縮できるよう、ワープが出来るような設備や村の貢献度に応じて新たなステータスや機能、アイテムなどが追加されるシステムがあります。
そんな既視感のある様で独自性があるゲームを紹介していきます。
目次
簡潔に作品説明
田舎でのスローライフが送れる
既存の家具を自由に変更ができる
素材探索や宝探しが出来る
作品情報
作品タイトル | Hokko Life |
対応機種 | PC, switch, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One |
プラットフォーム | steam, nintendo store, playstation store, |
ジャンル | アドベンチャー, RPG, シミュレーション |
発売元 | Team17 |
開発元 | Wonderscope |
発売日 | 2022年9月27日 |
IARC(国際年齢評価連合) | 3歳以上のみを対象 |
必要スペック
最低 | |
OS | Windows 10 |
プロセッサー | Intel Core 2 Duo E8400 AMD Phenom II X4 955 |
メモリー | 2GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTS 450 1GB AMD Radeon R7 250 1GB |
ストレンジ | 2GB |
推奨 | |
OS | Windows 10 |
プロセッサー | Intel Core i5-2400 AMD FX-4350 |
メモリー | 4GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 660 2GB AMD Radeon R9 270X |
ストレンジ | 4GB |
評価できるポイント
スローライフが送れる
本作は、のんびりとした村、Hokkoに降りたところから始まります。
このHokkoの中心地である駅前には、降り立った当初、食堂と雑貨屋しかありませんが、シナリオが進んでいくごとにいろんなお店が増えていきます。
また、住居がある牧草地では、閑散とした状態で始まりますが、村に降り立った人を勧誘していくことで段々と増えていきます。
そんなストーリーを進めたり、村人の家を作るのに必要な物はプレイヤー自身で採取する必要があります。
木材や鉱石を集めたり、花や草を採取したり、時には虫や魚を捕まえたりと自給自足のような生活が送ることになりますが、これらも期限がなく、プレイヤーがやりたいときにやる、そんなゆったりした時間が流れています。
慌ただしい都会とは異なる、のんびりとした時間が流れる村での生活で行えます。
移動の短縮が出来る
このゲームのマップは意外と広大なため、移動に時間がかかります。
スローライフをテーマにしているとはいえ、移動だけに時間がかかるのは苦痛に思うでしょう。
しかし、このゲームでは、ワープ機能が付いており、目的地のエリアまで飛ぶことが出来ます。
マップの隅にある祠のようなテレポートスポットに素材を寄付することでアンロックされ、テレポート機能が使用できるようになります。
解放するための材料集めに多少時間がかかりますが、アンロック後は移動に時間を取られない快適な生活が送ることができます。
クラフトやデザインが出来る
マップ上に設置できるものや家の中に配置できるものなど大小さまざまな家具や設備をクラフトすることが出来ます。
マップ上の探索しているときやストーリーの進行上、必要になった時に新たな設備のレシピが生まれます。
また住人からの修理の依頼を受けたときに新たなクラフト用のレシピが増えます。
その新たな設備のためのレシピやクラフト用のレシピをもとに作成する際にプレイヤーが新たに模様や機能など既存のデザインにひと工夫することが出来ます。
さらに自分が作ったアイテムやショーフロアなど他のプレイヤーに共有したり、他の作品をダウンロードしたりすることも出来ます。
村への貢献度によって解放される実績
村への貢献度に合わせて様々な実績が解放され、実績内容ごとにいろんな特典があります。
ダッシュが出来るようになったり、バックパックの容量が増えたりなどのプレイヤーに関する事や家の取り壊しや移動ができるようになったり、良い材質の道具やオブジェのアンロックなど様々な要素があります。
素材を集めたり、金策したり、単純に移動したりでアンロックされるものもありますが、意識して実践しないとアンロックされないものもあるので、やり込み要素も充実してます。
普段はのんびりでも時には、普段とは異なる行動を意識してみましょう。
気になるポイント
既視感がある
動物が擬人化したような村人たちとのスローライフするゲームといえば、どうぶつの森が真っ先に思い浮かぶでしょう。
このゲームを最初に触った時は、似たような感じかなという印象を受けがちです。
ある程度プレイしてくるとオリジナル要素が入っており、別作品というイメージになりますが、第一印象が類似品と思われやすいのが難点です。
デザインやクラフトに必要な素材の確認が出来ない
素材を集めている最中にあとどれくらい集めたらよいか、数が分からなくなることがありますが、設計が必要な設備向けのものを作る際は、メニュー画面からは確認することができません。
そのため目的の物や設備のための素材量や種類に関して覚えておく必要があります。
大工のサリさんの作業場まで毎回寄らなければいけないため、少し手間が掛かります。
道具が使用できるまでに時間がかかる
ストーリーの進行上、必要な時や村居る専門家からのサブクエストのようなものを達成するために必要な場合に道具がアンロックされるため、始めてすぐにすべての道具が揃うわけではありません。
しかし、スローライフゲームでは、虫や魚を捕まえたり、物を作って売ったりして金策をするプレイヤーも多いため、選択肢が狭まることはあまり賛成できません。
それでも徐々にアンロックされてきますが、もっと高く売れる方法を取ると思うため、ストーリーが進むごとに虫や魚を捕まえる機会が少なくなってくるかもしれません。
そのため、金策ついでに図鑑を埋めるという選択肢は出てこないでしょう。
あとがき
どうぶつの森の類似品に似ている印象を受けがちなゲームですが、アンロック要素があるため、このゲームを遊びたい願望はなかなか尽きないと思います。
しかし、他のスローライフゲームのようにパーティーを組めず、戦闘要素があったりもしないため、のんびりとソロプレイしたい人向けに作られている作品になっています。
今流行っているような、配信向け、友達とワイワイしたい人向けとは異なる作品ですが、時には癒しを求めてこのようなスローライフなゲームをプレイするのも良いのではないでしょうか。